盲目の女性を演じる橋本真実さんの演技が素晴らしくて記憶に残っている作品。相棒の中でも佳作の一つと言っていい。
再放送をしていたので改めて見てみたが、自分の愛する人が殺されたためこの盲目の女性は復讐のために殺人を計画する。
結果的には杉下右京が邪魔をして(笑)その殺人は未然に防がれるのだが、殺人にならなくてよかった殺人未遂ですと右京は言う。
ちょ、まてよ！！
無水エタノールを利用した殺人計画だが、事前に伊丹たちによって無水エタノールを水にすり替えられていたため防がれたのだが、だとすると実行行為には至っていないのではないかと疑問が残る。
爆弾を仕掛けて誰かを殺そうとした場合に、その爆弾を無効化した場合に果たして殺人未遂となるのか？
勿論、そういう解釈もできると思うが今回の場合は無水エタノールだけで殺害できない、被害者がライターなどの火をつかわないと着火しないのでもし殺人未遂だとすると当然火を使わなくても殺人未遂になるし、なんなら被害者が現場にいかなくても殺人未遂となる。
さらに現場は山奥の別荘である。ほとんど人もこないだろう。仮に火を使わなくても自然着火して延焼する事も可能性としてはなきにしもあらずだが、人口密集地区でもなく、殺人の実行行為に着手したと言えるのか疑問である。
などと、思って見ていた(笑)
今回の橋本真実さんが非常にうまいなと思って検索してみたものの、それほど有名ではないようである。
芸能の世界は厳しいな。。。
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