約3週間程度の長期入院が必要な治験の事前健康診断に行ってみました
当然秘密保持契約みたいなのを交わしますので特定されるような詳細情報は伏せています
- 健康診断を受ける前と後のイメージのギャップ
- 報酬、謝礼金、負担軽減費、治験バイト料、呼び方は色々あれど治験完了した退所日に支払われない
- 治験完了後でなければ治験のバイト料はもらえない(途中で分割しては支払われない)
- 数値に異常があると治験完了とはみなされない可能性がある(笑)
- 仮に治験途中で自己都合で治験をやめた場合、治験のバイト料はどうなるのか。。。不明(笑)
- 治験に参加できるかどうかは言動を含めて審査されると脅されるのであまり突っ込んだ質問をする人はいない(笑)
- 事前健康診断を通過しても治験に参加できるとは限らない
- 事前健康診断で再検診を受けなければならない可能性もある(実際再検査だった)
- 治験前と治験中は飲食に制限がある(入院中は施設で出される食事以外食えない(笑))
- 入院中は散歩すら原則できない
- 入浴がどうなるのか不明(笑)
- 洗濯は予約制(笑)
- 入院する部屋、娯楽室などの施設内がどのようになっているかまったく説明なし
- 治験入院中の生活は本当に快適なのか疑問
- 治験を行う施設の治験被験者に対する姿勢
- 治験はまさに自己責任
- 治験バイト、実際は辞退者が多いのではないかと推測
健康診断を受ける前と後のイメージのギャップ
報酬、謝礼金、負担軽減費、治験バイト料、呼び方は色々あれど治験完了した退所日に支払われない
巷のうわさでは即日払いだったが(笑)
治験完了後でなければ治験のバイト料はもらえない(途中で分割しては支払われない)
マジかよ(笑)電話受付のときは分割で一部支払われるのでは?みたいに言ってたぞ
数値に異常があると治験完了とはみなされない可能性がある(笑)
つーかその数値に異常ってその数値とやらの基準を示しやがれ
仮に治験途中で自己都合で治験をやめた場合、治験のバイト料はどうなるのか。。。不明(笑)
日割りで支払われるという説明がなされたが、結局その説明者も詳しくは後で説明があると逃げ、最終的には説明なし
治験に参加できるかどうかは言動を含めて審査されると脅されるのであまり突っ込んだ質問をする人はいない(笑)
※と言うか、ほとんど若い人ばかりなのでそもそも質問をする人が少ないというのもあるでしょう。実際こういった長期入院が必要な治験に参加できるのは暇な学生か、無職の人間とかなわけですし、年をくっているとそもそも治験に参加できる健康体の人自体が少ないでしょうからどうしても若い人主体になると思いますが。
事前健康診断を通過しても治験に参加できるとは限らない
てっきり事前健康診断に通過したら治験に参加できると思っていたがんなこたない
事前健康診断で再検診を受けなければならない可能性もある(実際再検査だった)
つまり事前健康診断で問答無用で不合格ではなく、検査項目によっては再検査によって合格する場合もある
治験前と治験中は飲食に制限がある(入院中は施設で出される食事以外食えない(笑))
治験前でも医薬品などの制限があるし、健康診断通過するために飲食を規制するが、入院中も同様のようである
サプリメントや目薬すら禁止
入院中は散歩すら原則できない
外出できないのは分かっていたが。。。ちなみに人によっては数時間くらいだったら外出できるのでは?とか説明がある(笑)
入浴がどうなるのか不明(笑)
普通に入院すると週に2回とか入浴制限があるがどうなるのかな。。。後でふと思う(笑)
洗濯は予約制(笑)
みんな一緒に洗濯するので(笑)洗濯ネット必須
入院する部屋、娯楽室などの施設内がどのようになっているかまったく説明なし
入院中に必要な物とか記載したちっちゃな紙きれ1枚くれるが、例えば起床時間とかの記載もないし、服装なんかの記載もない
ほんとうに不親切な治験機関である
治験入院中の生活は本当に快適なのか疑問
治験バイトの体験談などでは食事もおいしいし、自由にしてていいし快適だ、などと言われているが???
まず食事について事前健康診断では入院中にとる食事の画像を示し食べることができるか質問があるのだが(食べることができないものがあると落とされるのだろうか)、なんとこれが全て弁当である(笑)
実際にそれが画像のように提供されるのか、例えば味噌汁とかサラダとか別途つくのかそういったとこまでの情報開示はない
聞けば教えてくれるだろうが、その時点で単に食べられるかどうか聞かれているだけなのでそれが実際出される食事かどうか知らされていないので聞けるわけがない(笑)
治験を行う施設の治験被験者に対する姿勢
この、「聞けば教えてくれる」というのが最大の曲者で、同意書(実質的に契約書と言っていい)などにはそういった細々したことは記載がないため言った言わないの話になってしまう可能性大
実際に、申し込みの段階で治験のバイト料については長期の治験の場合は分割して支払われると思いますが詳しくは健康診断の時に説明があると説明をうけたものの、実際は違っていたし、なんなら健康診断当日でも人によって微妙に言う事が違っていた
肝心な治験バイト料の支払い時期についても口頭で説明があっただけで具体的な日にちついては同意書にも記載がない。
治験のバイト料についての支払い基準、支払い時期が不明瞭
また、前述したように基本的に治験が完了したら治験バイト料は支払われるらしいのだが、この治験が完了するという意味あいがよく分からない。
結論的に言えば当該治験を行う機関の匙加減一つでどうにでもなる、ということであるし、事前にそう説明し、それに同意して参加している形式なので文句は言えない(笑)
治験はまさに自己責任
勿論、日本のれっきとした医療機関が行うので変な事はやらないだろうし、これまでもトラブルめいたことは聞かないので問題はなかったのだろう(秘密保持契約があるのでトラブルも表ざたになっていないだけかもしれない)が、自分の場合も大丈夫だとは誰も保証はしてくれない。これだけ不安要素があるにも関わらず(ある意味事前にこれだけリスクがありますよという情報が開示されているとも言える(笑))
治験による健康被害よりむしろ治験バイト料が確実に支払われるかどうかのほうが問題
それでも敢えて治験に参加し、例えば途中で副作用がでて自分だけ治験中止になってしまい治験バイト料の支払いがなされなかったとしても規定通りと言われればそれまでかもしれない。勿論、治験に起因する治療費などの保障はあるにしても治験が完了したとは言えないと言われればそうかもしれない(笑)
などと、治験バイトの事前健康診断を受けた帰りの電車の中で考えていましたが、健康診断を受けただけで少しお金ももらえたしまいっか~(笑)
今回の健康診断も実はキャンセル待ちでしたし、当日は約20人ほど参加者がいました。健康診断自体は確か7~8回くらいは行われていると思うので多分200人近い応募者がいることになりますね。治験に必要な人数は20人程度らしいので倍率10倍ですよ、司法試験合格するより難しいですよ(暴論)
治験バイト、実際は辞退者が多いのではないかと推測
とは言え、説明を受けた後ではかなりやる気も失せ、合格しても実際はかなりの割合辞退するんじゃね?と思っていたところ、翌日再検査の電話がかかってきました。
再検査に通過しても治験に参加できるかどうかも分からず、治験のバイト料も退所後2週間以上も経過してようやく振り込まれるらしいし。。。
そのあたり話をむけてみると、実はまだ定員に達していないそうで(だからこそ再検査の依頼がきたのでしょうが)、そりゃそうだろ~(笑)今時こんなタコ部屋以下の生活一か月近くも続けられる奴そういね~わ~(笑)
しかも下手したらバイト料もらえるかどうかもわかんねーじゃん(笑)
事前健康診断は従順な子羊の選別会場
分割してもらえるとか途中でやめても日割りで貰えるとか説明あったけどと質問してみると、何だかわざとらしいリアクションで、あの人は何も知りませんからとか(知りませんでしたでは済まされん話だろう(笑))恐らくこういうやりとりが繰り返されているのだろう(笑)応募者増やしたいがために(定員に達しないと治験が中止になるらしいので)不都合な部分は隠ぺいし(笑)とりあえず人を集め、かつ質問をしない従順な子羊だけを選別しているに違いない(笑)
治験終わったらすぐ金くれると思って多少の我慢も構わんよと思ってたら、治験参加して実際にお金もらえるの1か月後くらいで、下手したらさらに伸びるかもって。途中でやめたら金もらえない可能性あるかもだし、今時ブラック企業でも働いた時間分くらいの金はくれるってもんだよ~
訴えようにも雇用契約でも委託契約でもなんでもないわけだし(笑)契約書にきちんと明記されているわけでもないんだからこんなん博打に等しいわ~
そして改めて思うのはそれでも人は集まるし、なんならビジネスとして成立してしまうので、そりゃ世の中から振り込め詐欺や闇バイトはなくならないだろう
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