司法試験用の基本書参考書を自炊するには

もう1年近く本格的な予備試験の勉強はしていない。もちろん、令和6年の予備試験は見送りである。もう受けないかもしれないが。。。
ようやく精神的に落ち着いてきたようで、心機一転新天地で仕事をしようと思う。
そこは、所謂寮で周りに何もないところである。田舎とは一線を画す。暇があれば勉強ができるなとは思ったが、大量にある参考書などは持ち込めない。
そこで自炊をしようと思ったわけだが、以前scansnapで自炊をやったこともあるし、数年前にはブックスキャナーを使ってやったこともある。
その経験から今回は本を裁断する点にフォーカスした。スキャンは機材がよければ結局似たり寄ったりである。裁断は人力になり、ここがもっとも厄介とも言える。
で、数日機材レンタルなども含めて検討した結果をまとめておきたい。
これは100冊前後以上は自炊しなければならない場合に限った話である。

〇ドキュメントスキャナー 給紙(セットできる枚数)枚数が多いほうがよい。手差しだと結局つきっきりになるのでスキャンスピードが速くてもあまり意味がない。
給紙枚数が多いのは当然大型になり値段も張るが、安いやつでも探せば20枚くらい給紙できるものもある。4万前後のやつでもどうせ40枚とか50枚で、スキャンスピードが30枚/分とかだと結局2分に1回くらいは給紙することになる。

〇裁断 一度に大量に裁断できる裁断機はデカくて重い(20キロ弱)。さらに価格が高い。定期的に頻繁に自炊するなら別だが、そうでない場合はコスパが悪くしかも場所をとる。処分するときも面倒である。従ってレンタルするという選択もあるが、でかい裁断機でも1度に裁断できるのは家庭用で40枚とか50枚である。
そう考えるとでかい裁断機よりも3000円前後のやつがコスパがよい。
※裁断機を使わずローラーカッターなどで裁断する方法もあるが、ローラーカッターや定規、マットなどを購入すると結局同じくらいの価格が必要となる。さらに本をバラす作業は同じである。

〇本のバラシ そのままだと厚みがあるためいずれにせよ本を分割して裁断しやすいように薄くする必要がある。このとき背表紙を外すがカッターなどで切り込みを直接いれると当然背表紙は使えない。しかし、背表紙をきれいに外すと、表紙も裏表紙もあるため裁断した後の本をくるんで保管できるというメリットがある。
背表紙をきれいに外すにはアイロンを当て、接着面の糊を溶かす。少し時間はかかるが結構きれいに外れる。電子レンジは本全体がふにゃふにゃになるし、きれいに外れない。とは言え、アイロンも接着面が溶けたりしてアイロンが汚くなるので薄い布やコピー用紙などを当ててアイロンを使う。

ドキュメントスキャナー

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