民訴 短答の論理 令和2年〔第31問〕(配点:2)訴訟能力に関する次の1から5までの各記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものを2個選びなさい。(解答欄は, ,順不同)1.訴訟能力を欠く者の法定代理人は,本人がした訴訟行為を取り消すことができる。2.訴訟能力... 2022.05.10 民訴
民訴 口頭弁論終結後の承継人 訴訟物と係争物の譲受人承継の意義については学説が錯綜しているので結論をまずはっきりさせ、既判力が及ぶものと及ばないものを覚えたほうが早い。〇訴訟物(訴訟物となった権利義務)の譲受人に既判力が及ぶのは争いがない〇係争物の譲受人も既判力が及ぶ訴... 2022.03.13 民訴
民訴 民事訴訟法でいう原告適格と当事者適格 民訴の論文問題を解いていて、原告適格がないとか当事者適格があるとかないとか解説がある。民訴でいう原告適格ってなんだ?とふと疑問に思う。この点基本書にもあまりのっていない。民訴では誰でも原告になれる民訴では訴えを提起する者は誰でも原告となり、... 2022.02.22 民訴
民訴 弁論主義 テーゼ 弁論主義の原則を本当に理解しているか?答案の書き方【民事訴訟法その8】第1テーゼ「裁判所は,当事者のいずれもが主張しない事実を,裁判の基礎にしてはならない。」第2テーゼ「裁判所は,当事者間で争いのない事実に反する事実を裁判で採用してはならな... 2021.12.29 民訴
民訴 文書の成立、二段の推定を民法の話だと思っていた短答落ち常連 電子契約書に印鑑が不要な理由とクラウドサインこの記事を読んでいて、文書の成立についての条文ってなんだっけと、民法で探していました。どうぞ笑ってやってつかぁーさい。二段の推定概要(文書の成立)第二百二十八条 文書は、その成立が真正であることを... 2021.11.15 民訴
民訴 既判力と遮断効(失権効)と相殺についての混乱 相殺については既判力はあるのに遮断効(失権効)はないとは何ぞや。遮断効とは既判力は標準時における権利関係を確定してしまうから、標準時までに発生した事由にもとづく主張を遮断され、以降標準時前の事由を主張して確定された権利関係の存否を争う事がで... 2021.10.09 民訴
民法 胎児の当事者能力について 胎児については一定の場合に生まれたものとみなすとされている。とは言え、判例は生きて生まれることを条件とした停止条件説をとっているとされ、胎児のときに母親が行った和解契約を無効であるとしている。※条文では胎児は生まれたものとみなすとされていな... 2021.05.05 民法民訴
民訴 論理の躓き~自分勝手解釈問題 訴訟代理人 司法書士の短答過去問を問いていて素朴な疑問が生まれたので備忘録。訴訟代理権を欠く者がした訴訟行為は、訴訟能力を有する当事者の追認により、行為の時にさかのぼってその効力を生ずるが、法定代理権を欠く者がした訴訟行為は、訴訟能力を有する当事者の追... 2021.04.13 民訴
民訴 参加承継 引受承継についての混乱 承継についてなぜ混乱するのか?訴訟承継という言葉の響きだけだと相続や譲渡も同じように考えてしまいがちだからだろう。勿論、きちんと勉強していればこのような事はないから勉強していないだけだからである。特定承継 参加承継、引受承継 当然承継 中... 2021.04.07 民訴
民訴 独立当事者参加と共同訴訟参加の違い 訴訟参加を復習していて疑問が湧く。独立当事者参加と共同訴訟参加って一体なにがどうちがうのだろうか?なぜこのような疑問が湧くかと言えばそれはとりもなおさず表面的なことだけ暗記しようとして何も理解していないからだろう。理解していないから暗記した... 2021.04.06 民訴